私たちは、毎日当たり前のように呼吸をしています。
でも、自分が普段どんな呼吸をしているか、意識したことはありますか?
実は呼吸は、姿勢や身体の動き、体幹の安定にも深く関わっています。
呼吸と姿勢の関係
呼吸をするとき、主に働くのが「横隔膜」という筋肉です。
息を吸うと横隔膜が下がり、肋骨が広がります。息を吐くと横隔膜が元の位置に戻り、肋骨も自然に閉じていきます。
猫背や反り腰などで肋骨の動きが制限されると、呼吸が浅くなりやすくなります。
また、首や肩まわりの筋肉に頼って呼吸することで、肩こりや首の疲れにつながることも。
姿勢が呼吸に影響し、呼吸もまた姿勢に関わっているのです。

胸式呼吸と腹式呼吸、どっちがいいの?
お客様からよく聞かれる質問です。
答えは、どちらも大切です。
ピラティスでは、肋骨を横や後ろに広げるように呼吸しながら、体幹を安定させて身体を動かします。
一方、腹式呼吸は、横隔膜の動きによってお腹が膨らんだり戻ったりする呼吸で、リラックスしたいときにも役立ちます。
実は、どちらの呼吸でも横隔膜は働いています。
大切なのは、どちらが正しいかではなく、目的に合わせて呼吸ができること。
普段もピラティスの呼吸をした方がいいの?
これも、よく聞かれる質問です。
答えは「普段は自然な呼吸で大丈夫」です。
ピラティスでは、呼吸と身体の動きを連動させ、体幹を安定させながらエクササイズを行います。
でも、日常生活でずっとお腹を締めたり、肋骨を広げることを意識したりする必要はありません。
大切なのは、必要なときに呼吸をコントロールできることです。
日常生活でも、呼吸を意識してみましょう
疲れているときや緊張しているとき、私たちの呼吸は浅くなりがちです。
そして、それが習慣になり、普段から浅い呼吸をしている方も少なくありません。
だからこそ、ふと気がついたときに、自分の呼吸に意識を向けてみてください。
吸う息よりも、吐く息をゆっくり長く。
例えば、3秒かけて吸ったら、5〜6秒かけて吐く。
無理のない範囲で、心地よく続けてみましょう。
ゆっくり息を吐くことで、知らず知らずのうちに入っていた身体の余計な力が抜け、緊張が和らぐこともあります。
こうした小さな積み重ねが、身体の力みを減らし、疲れにくい身体づくりにもつながっていきます。
たかが呼吸、されど呼吸。
毎日繰り返していることだからこそ、少し意識を向けてみませんか?
studio allezでは、呼吸と身体のつながりを大切にしながら、一人ひとりに合わせたピラティスを行っています。